もうかる家計の条件 夫婦で会話、賢い支出と投資習慣
3月11日公開、NIKKEI STYLE もうかる家計のつくり方 です。
サイトの編成の変更により、今回が最後の記事となります。7年間、月に2~3事例をお届けし、今回が203本目の連載記事となりました。
長い間、ご愛読いただきましてありがとうございました。
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この7年、家計のあり方は大きく変わったと感じています。このコラムの連載が始まった2012年、「収入減」「低所得」が家計に大きく影響し、徐々に増えてきていた夫婦共働きがますます増えました。それとともに家計管理の仕方も大きな変化をみせました。
夫婦別サイフ家計の増加
夫の給料を妻が受けとり、そこで家計や貯金を管理していくやり方とは異なり、夫婦別々に家計管理をする「夫婦別サイフ」が普通になっています。それとともに、夫婦のコンセンサスが取れていない家庭が増えました。これが「貯金ができない、増えない」という原因になっていたり、思いがけない借金の発覚というトラブルに発展したり。
互いにいくらの給料が出ていて、それをどう使い、いくらためているかがわからないし、お金まわりは自分は自分、パートナーはパートナーという夫婦間での悪い意味での線引きが、でき上がっているが故に起こることです。こうした家計状況は、連載開始時にはちらほらと見かけるだけでしたが、今では珍しくないケースとなりました。・・・・
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