保険料の減免や傷病手当金 コロナ感染で収入が減った人は忘れずにチェックを!
2022年6月16日公開、日刊ゲンダイの連載「60歳からの究極のお金の使い方」です。
最近は、新型コロナウイルスによる重大な影響を耳にすることが少なくなりました。国や自治体の支援の受け付けや、その利用者も、減ってきているのではないかと感じます。とはいえ、いまだ感染の影響で、収入が減った、生活が苦しいという人もいます。そういう人を対象に、今年度も国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料の減免が受けられます。受け付けは2023年3月31日まで。該当される人は、ぜひ、役所の窓口にご相談したり、申請をしてほしいと思います。
対象となるのは、コロナ感染により世帯の収入の中心である「主たる生計維持者」が、今年4月以降に死亡したり、または重篤な傷病を負ってしまった場合。「重篤」というのは、コロナの症状が重く、1カ月以上の治療が必要だと認められる状態のことをいいます。