住宅・車・学費・買い物・スマホ…「5重ローン地獄」で月収の半分は返済に消える家庭に「6重の危機」到来
4月21日公開、プレジデントオンラインの連載です。今回のご相談者は、50歳間近の共働き(正社員)夫婦、手取り世帯月収48万円だが、月4万円以上の赤字家計の方です。FP横山光昭が家計をチェックすると、住宅・車・教育ローンなどの多重ローンで月23万円以上が返済で消える。さらに次男が大学進学予定で、「教育ローンを組みたい」という。
「何でもローン」家計…月収の半分は返済に消える
「次男(17)が大学進学するので、再び教育ローンを借りるために家計を見直したい」
支出削減の目的で家計相談に来た会社員の後藤修司さん(49・仮名)。同じく正社員の妻・美幸さん(48・仮名)と長らく共働きを続けており、手取り世帯月収は48万円あるのですが、うまくお金をためることができていません。そのため、すでに社会人となった長男(24)の大学進学時に、教育ローンを利用しました。