定年後の転職に向け「教育訓練給付」を活用する 受講料の70%が戻るケースも

2022年5月19日公開、日刊ゲンダイの連載「60歳からの究極のお金の使い方」です。

定年後の収入を支えるには「副業」「複業」もいいですが、スキルアップをして仕事につなげることも考えられます。雇用保険に入っている(入っていた)人は「教育訓練給付」を受けられる可能性があります。これを利用できるなら、数十万円の補助を受けながら、資格取得やキャリアアップを狙えます。

 教育訓練給付とは厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講した人に、受講料の一部を助成するもので、失業中でも在職中でも使えます。種類は3つあります。