「セルフメディケーション税制」を利用するにはレシートがあれば大丈夫

4月14日公開、日刊ゲンダイの連載「60歳からの究極のお金の使い方」です。

物価は上がるが、給料は増えない。こんな時代を乗り切るためにできることは、何かしらで収入を増やしたり、支出を減らすこと。ただ、年齢的に無理はできないし、新型コロナウイルス感染の懸念から、どうしても行動範囲は狭まくなりがちです。うまく継続できる方法で、収支のコントロールを図りたいものです。

今の時代、収入を増やすには、フリマアプリで不用品を販売することも検討できます。「メルカリ」のデータによると、60代の利用者は新型コロナの影響で前年比約1.4倍、出品数は約1.6倍。20代の約2倍の出品数だそうです。生前整理にもなりますし、収入にもつながる一石二鳥のようです。

また、支出自体を減らすために、節税をして次の確定申告に備えたいもの。中でも「セルフメディケーション税制」は簡単に利用できます。