失敗しない初心者の資産形成とは? 「期間」と「金額」を決めることが第一歩
2022年3月4日公開、ARUHIマガジンの連載です。
前回の「家計は貯金だけでは守れない⁉ 月3,000円で投資を始めるメリット」では、超低金利時代には、預貯金だけでは家計を守りきれないということを述べました。金利の高かったころは、銀行や郵便局にお金を預けているだけでもある程度の利息がついて、将来に向けた資産を築いていくこともできました。しかし、現在はそれだけでは十分ではないのです。わずかの資金からでもいいので、投資に取り組んでいくことが、将来への備えにつながります。
投資というと、ギャンブル的な要素が強いという印象を持っている人がいるかもしれません。しかし、投資といってもいろんなスタイルがあるので、リスクの高いものも低いものもあり、やり方次第でギャンブル的にもなれば資産形成の有効な手段にもなるのです。
投資に取り組む上で、最初にしなくてはならないのが「何のために投資をするのか?」を明確にすることです。この「目的を明確にする」というのは、投資に限らず、預貯金なども含めた将来的な資産形成にとって、最も重要なことといっても過言ではありません。