確定申告の落とし穴、保険金を受け取っていたら医療費は戻らない?
2022年1月24日公開、ダイヤモンドオンラインの連載「”残念サラリーマン”のお金の相談所」です。
そろそろ、確定申告を意識する時期になりました。マイナポータルからスマホで簡単に確定申告ができるようになったこともあり、以前より身近に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
サラリーマンは主に年末調整でその年の税の精算をしますが、確定申告が義務とされる方もいます。2000万円以上の給与をもらっている人、副業や株式売買をしている人、2カ所以上から所得20万円を超える給料をもらっている人などです。また、医療費が10万円以上かかった人、住宅を購入した人、ふるさと納税で5自治体以上に寄付した人、年末調整後に控除ができる項目が増えた人などは、確定申告したほうがお得になるため、ぜひ忘れずに申告したいもの。
ただ、毎年のように税制の改正があるため、申告した方がよいと分かっていても面倒になってしまったり、理解していたつもりが、いざ申告してみると「分からない」と思い焦ったり、ということもあるようです。