家計は貯金だけでは守れない⁉ 月3,000円で投資を始めるメリット

2021年1月22日公開、ARUHIマガジンの連載です。

前回の「『マネー情弱』に陥る前に学んでの欲しい3つのワードとは?」で学んだように、現在は超低金利時代といわれています。大手銀行の預金金利は普通預金で年0.001%、定期預金でも0.002%です(2021年12月時点)。いくら銀行にお金を預けていても増えないどころか、振り込みやATMで現金を引き出す際に手数料を取られることもあり、銀行を使えば使うほどお金が減っていってしまうような時代です。

そんな状況にありながら、かつての「貯金こそが美徳」という価値観から抜け出せずにいると、将来に向けた備えができないままになってしまいます。

そこで私が提案してきたのが「3,000円投資」です。月に3,000円という額からでいいので、投資を始めてみようと呼びかけてきました。投資といっても、ギャンブル的に大もうけを目指すわけではありません。リスクをしっかり理解したうえで、それを上回るリターンを得られる投資に取り組みます。きちんと知識をもって投資にチャレンジすることこそ、これからの資産形成の常識になってきます。