1月から自動車保険の保険料が引き下げ 今が補償内容を見直すチャンス

2021年1月20日公開、日刊ゲンダイの新連載「60歳からの究極のお金の使い方」です。

60歳を過ぎても自動車の運転はまだまだ現役だという人は多いでしょう。自動車には万が一の事故に備えるため、義務として、または任意で加入する保険があります。義務として入る「自賠責保険」は、2021年4月に保険料が平均6.7%引き下げられました。

 今年1月からは任意保険の保険料も引き下げられました。自動車保険の保険料は、損害保険料率算出機構が算出する「参考純率」を目安に決められますが、この参考純率が平均3.8%引き下げられたのです。実際の保険料は契約する補償内容や契約者の事故の実績などにより異なるので、ひとえには言えませんが、全体的に見ると1~2%ほど安くなるようです。