収入すべてを使い切る生活 今の暮らしでは4年後に老後破綻

10月1日公開、日刊ゲンダイ「60歳からの家計簿」です。

一般企業を定年退職後、介護助手に転職したSさんは、老後資金が少ないと不安に思っています。現在の蓄えは約900万円。離婚時に、退職金も財産分与の対象となり、予定していた老後資金よりかなり少なくなりました。

また、厚生年金への加入期間が短いため、65歳から受給している年金額は月に10万円ほど。できれば受給額を増やせる「年金の繰り下げ」を利用したかったのですが、給与収入だけでは生活費が足りず、65歳で受給を開始しました。

 介護助手として70歳まで働ける予定です。厚生年金は70歳まで加入できるので、できれば70歳まで働き、年金受給額を少しでも増やせたらと考えています。・・・・

全文を読む