本当に必要な保険に入っていますか?

2020年9月3日 マネックス証券「マネクリ」での連載「強い投資をする家計のツボ」です。

(公財)生命保険文化センターの「令和元年度「生活保障に関する調査」」によると、民間の生命保険に加入している人は、男性が81.1%、女性が82.9%。8割を超える人が、何らかの生命保険に加入しています。実際、私のところに家計相談に来られる方の多くが生命保険に加入しています。

日本には民間の保険のほか、公的保険があります。公的保険は健康保険証による医療保険です。医療費の自己負担は3割(70歳以上の一部や6歳未満は異なる)ですし、その自己負担が一定額(収入により異なる)を超えると、超えた分が払い戻される「高額療養費制度」もあります。障害年金、遺族年金もありますから、万が一の時も、生活はある程度保障されます。

この公的保険で不足する分を民間の保険で補おうというのが順当な考え方なのですが、「どのように保険に入ることが良いのか分からない」という方が多いようです。今回は支出の削減にもつながることが多い、生命保険の基本的な考え方と選び方をお伝えします。

 

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