2020年はいつもと違う 教育費の「ため時」
2020年6月3日公開、日経での新連載「子どものお金」です。
「教育費ってどうやってためるとよいのですか」
「今のままの家計で大学まで進学させられますか」
教育費を不安に思う言葉は、家計相談の場でかなり多く聞かれます。教育費への心配から「もう1人産んでもやっていけるでしょうか」などと、出産の可否まで聞かれることもあります。私に言われても困ると思うこともありますが、経験からいうと多くの場合は意外と大丈夫であると感じます。お子さんに教育を受けさせながら育てられるかどうかは、ご夫婦次第。今は幼児教育や高校、大学も無償化が進んでいますから、やる気になれば何人でも育てられるのではないかと思うのです。