老後の生活を支える確定拠出年金の受け取り方

6月10日公開 三井住友トラストアセットマネジメント 「横山光昭FPのお金と暮らしの話 第13回」です。

退職間近になると、確定拠出年金の受け取り方が気になるという方も多いでしょう。会社の退職金に加え、DC(企業型確定拠出年金)の受け取りができる人、DCのみの受け取りとなる人、退職金制度がないので、自力で頑張ったiDeCo(個人型確定拠出年金)を受け取るという人など、それぞれの条件のもとで受け取り方を考えることになります。

 

受け取りかたには3パターンあります。一時金、年金、一時金と年金の併用です。どれを選択するかは、節税効果を重視するのか、老後の月々の生活費をどのように管理したいのか、その人ごとの考え方によって異なってきます。一時金を選択した場合は退職所得控除が利用できるため、一般に節税効果が高い受け取り方と言えそうです。ただし、ローン返済などが無いケースでは一度にまとまった金額が入るので、無計画な使い方をしないように自ら計画的に管理していく必要があります。・・・