一人暮らしをする実母の通い介護で毎月赤字&預金減少に…
6月4日公開 日刊ゲンダイ「60歳からの家計簿」です。
65歳まで再雇用制度を利用して働いていたKさんは、退職後、自分が中心となって実母の介護を始めました。それまでの約2年は、妻が介護をしてくれていました。実母は骨折をきっかけに杖歩行となり、自宅や庭先は杖歩行で大丈夫ですが、長距離は車椅子移動が必要です。「要支援2」の状態となっています。
そんな状況でも、母の希望で一人暮らしを続けていたため、ヘルパーさんや訪問介護の手伝いを受けながら、Kさんはほぼ毎日、1時間ほどかけて、生活の手伝いに通っています。